秋田扶桑精工株式会社の事業紹介
鋳鉄鋳造では、普通鋳物はもちろん、高耐熱、耐摩耗、チル鋳物など特殊鋳物を手がけ、ACEラインにより特に量産物を得意としております。
金型・機械部品の金属加工においては、長年のガラスびん金型加工技術と自動化で、低コストと短納期を実現。その信頼の技術を他の加工品へも受け継ぎます。
鋳鉄鋳造(普通鋳物、特殊鋳物)
各種鋳物材
当社の鋳鉄
ガラスびん金型最高の素材を求め1986年に参入。
数々の困難を乗り越え、専用鋳物素材を提供出来る企業として評価される様になりました。
ガラスびん金型用を主体とし、各種部品材料も生産しています。
「チル化の鋳物」...当社のガラスびん金型材の形状面
主に炭素化合物の高密度化を行い、耐摩耗性や高硬度化など特殊用途に対応した素材。
素材組織上、磨く事によって高い光沢面ができます。
通常は冷硬鋳物と称して、金属を当てた急冷方式で製作しますが、化学的に調整する方法も存在します。(当社は金属当て急冷方式)
「高耐熱、耐摩耗鋳物」...当社のガラスびん金型材の材質、当社オリジナル
溶融ガラス材による熱衝撃に耐えうる特殊鋳物を自社開発し、通常の鋳物にはない長寿命の素材をガラスびん金型専用素材として生産しています。
納期管理
製品納期厳守主義
当社のガラス瓶金型鋳造ラインでは、木型製作、造形鋳込み、鋳仕上げ(焼鈍)が、最短の場合で各一日ごとに進行し、休日以外は基本的に毎日が製品出荷日となります。
その為、ラインに組み込み可能な製品は、ためこみ焼鈍等で出荷日が遅延されることなく極めて短納期出荷が可能です。
鋳造ライン
木型方案のモデルから湯流れや凝固経過のシミュレーションで不良の初期予防 ※1
※1 経済産業省「戦略的基盤技術高度化支援事業」を受け技術習得
木型モデル制作
方案通りの木型部材を制作していきます。
鋳造作業
成分配合調整を行い素材溶解します。
炉から出湯された溶けた鉄は、造型機で型抜きされた砂型に移され製品となります。
鋳仕上げ作業
枠バラシ後、余分なバリなどを削り取り完成。
金属加工(金型、機械部品)
金属加工製品
安定品質と短納期の両立
当社では、ガラス瓶金型の製造で蓄積した品質管理法があり、数十個の金型で全く同一のガラス瓶を大量生産する技術の一端を担っており、金型の同一性と品質の安定性を高度に達成しています。
ISO9001取得により、品質マネジメントシステム要求事項に合致した品質管理の下、高品質製品を提供いたします。
また短納期の要望に応えられる様、高度に自動化システムを構築して、24時間連続運転可能な設備を数多く稼働させています。
自動化ライン
加工機械はワークの自動交換も可能な24時間連続運転対応機を導入し、コスト低減と納期短縮に貢献しています。
ワークの自動交換のロボットシステムは、加工機械に合わせて当社のグループ企業で設計製造された物もあります。
(左はロボットメーカーのロボットアームを使用した当社搬入システム。右は全て当社開発のシステムです。)
下の写真は主力製品の一部です。
生産設備
秋田扶桑精工株式会社の鋳造設備と加工設備は、こちらをご覧ください。