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Interview

想像力、発想力を広げ、
高精度な部品をつくる


2013年新卒入社
プラ部品事業部 プラ部品班 主任

井上 恭輔さん

社員の画像

自らの手でつくり上げる、
その喜びを実感できる仕事

プラモデル製作を通じて、ものづくりに興味を持つようになり、高校卒業後は製造関連の仕事に就きたいと考えていました。
金型製作のパイオニアである扶桑精工の存在を知ったのは、学校に届いた求人票がきっかけ。会社見学をした時に目にした大小さまざまな機械や、それを操作する社員の皆さんの姿がすごく印象的で、「この手で実際に機械を動かしてみたい」と思い、入社を決めました。
仕事内容に加え、自宅から通えること、社内のフットサルコートを自由に利用できることも魅力でしたね。フットサルは今も、社内のスポーツ好きなメンバーと週に1回、練習や試合を楽しんでいます。

想像力、発想力が必要。
だからこそ、面白さがある

複雑で高度な旋盤加工が可能な複合加工機「ターニングセンター」を使用して、産業機械のさまざまな部品を加工、製造しています。
部品加工は、1/1000mm単位の精度が求められる仕事。ターニングセンター自体はプログラム制御されていますが、その日の気候や稼働状況によって工具や素材が微妙に膨張したり、収縮したりするので何度も測定を繰り返し、狙った寸法に仕上げていきます。
図面をもとに仕様通りの部品を完成させるには、完成後の立体的な形状をイメージする想像力や、最適な加工方法を考える発想力が必要で、そこが難しいところでもあり、この仕事の面白さでもありますね。 

困難であればあるほど、
達成感も大きい ​​​

高い精度が求められる部品を加工する時は、いつも以上に集中力が必要ですし、時間もかかって大変ですが、そのぶん、完成した時の達成感は格別です。
とくに、はじめてアルミ部品の加工を担当した時のことは今でも忘れられません。アルミ材は歪みやすく、爪で引っ掻いただけで傷がつく繊細な素材。しかも、社外秘の重要部品ということで慎重に作業を重ね、1ヶ月ほどかけて完成した時にはほっとするとともに、それまで感じたことのない大きな達成感を感じました。
この時の経験を生かして、作業はつねに丁寧に、迅速に。ミスをしないようフラットな気持ちで取り組むようにしています。